こんにちは。ZOAMONです。
今回の記事は、フリーランスとして仕事をしていく上で、私が大事にしている心得をお話したいと思います。
これは、これからITのスキルを使ってフリーランスとして稼いでいきたい人や、企業としてもIT関係で仕事をしている人全般の人が、参考にできることだと思います。
自分の単価を上げるために大事にすべきこと
大事にすべきこと、それはズバリ「相手が何を望んでいるのかを知ること」です。
よく、フリーランスとして開発案件や、シンプルなデザイン案件などを受ける際に、言われたことをこなすだけの人が多くいます。
もちろん、言われた仕事をきちんとこなすということは当たり前のことです。
※意外と言われた仕事や期限を守らない人が多いという実態もあるのですが、そういうことは別問題として…。
ただ、ここで気をつけてほしいのは、以下のようなことです。こういうことを少し考えてみてください。
- 相手がITにどれだけ詳しいのか?
- ITで何を実現できるのかをどこまで理解できているのか?
- デザインを依頼してきた場合、その人はデザインについて詳しいのか?
これらが当てはまったら、要注意です。なぜなら、依頼してきた相手が達成したいことが、依頼してきたことで達成できるとは限らないからです。
これはどういうことかと言いますと、
例えば、集客をしたいという考えで、ランディングページ作成を依頼してきたとします。
その場合に、相手が依頼でこんなのが作りたい、と話してきたページをきっちり仕上げることができれば、相手は満足すると思います。
しかし、仕事の依頼の話が来たときに、相手に「何の目的でこれを作るのですか?」と一言聞いたときに、このような答えが返ってきたらどうしますか?
この依頼主の要望を満たすために、追加で提案できることがありそうだと感じますでしょうか?もし感じたのであれば、追加で提案を行ったり、相手から依頼を受けた内容に対して、「もっとこうするべき」と、話をしていく必要があります。
つまり、相手の言われたことだけではなく、相手の要望を実現するために必要なことをするといいということです。
これを行うことで、追加の案件を受注できる可能性がありますし、この提案によって信頼を得ることができると、今後の継続に繋げられる可能性もあります。
なぜこれで単価を上げることができるのか?
では、なぜこのようなことで単価を上げることができるのでしょうか?
答えは簡単で、技術以外のことを売り物にできるからです。世の中の「コンサルタント」と呼ばれる人が稼ぐことができているのと同じ理由です。
「コンサルタント」という職業は、ITの技術や、経営の技術などを売っているのではなく、相手がどうしたらいいのかを教える先生となって、その指導を売っています。
フリーランスとしても、そういった指導することを売って、先生になることができれば、自分の勝ちをもっともっと高めることができるようになります。
注意点すること
ただし、こういった逆提案をする場合は、逆提案をする相手を選ぶことが重要です。闇雲に逆提案をしていると、思わぬドツボにハマってしまうことがあります。
以下のようなタイプの依頼主は要注意です。
- 追加で何でも依頼してこようとする
- こちらの見積りに対して、全く信頼をおこうとしない
1.追加で何でも依頼してこようとする依頼主
1番目の何でも仕事を追加で依頼してこようとするタイプは、自分の本来の業務範囲を飛び越えて仕事を依頼してこようとします。
依頼してきた内容に応じてお金を追加で払ってくれるのであれば、もちろん問題有りませんが、このタイプの依頼主の多くは無償での対応を要求することが多いです。
一度仕事を引き受けた場合、断ってしまうと自分の信頼を落とすことにもつながるので、仕事はきちんとこなすことは重要です。
しかし、このタイプの依頼主の方に追加提案をしてしまうと、その提案を無償で行うことを要求してきたりしますので、そこは注意が必要です。
2.こちらの見積りに対して、全く信頼をおこうとしない依頼主
こちらが出した見積に対して、本当はもっと短い時間でできるんじゃないの?とか、コストかかってないからもっと安くできるんじゃないの?って言ってくるタイプの依頼主です。
このような方の場合でも、そもそも仕事を引き受けることを考えて見たほうがいいのですが、もし引き受ける場合でも、その場限りの関係性で極力終わらせましょう。
こちらが出す見積には、時間的なコストや、外注コストだけではなく、技術料など様々な観点で算出しています。それを理解しようとせずに、PC上でできるから全て安上がり、と考える依頼主の場合、相手にするだけ搾取されて終わり、となるので、そうならないように気をつけましょう。
もちろん、こういう相手の場合、追加の提案などを出しても時間の無駄です。辞めておきましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
自分の価値を最大限に高めて、自分の得るお金を増やしていく方法は、これだけではありませんが、私が普段気をつけていることの一つを書かせてもらいました。
少しでも、参考になれば嬉しいです!