コロナ後の経済はどうなる?コロナによって顕在化したリスクについて解説!

こんにちは。ZOAMONです。

昨日、2020年4月7日に、安倍総理からから緊急事態宣言が発令されました。
これによって、また大きく経済活動への影響はあるとは思います。しばらくドタバタするとは思います。

しかし、このコロナ騒動が起こったあとはどうなるのでしょうか?
色んなYoutuberやブログ、経済評論家の中でも「アフターコロナ」というキーワードの元、いろいろなことが語られております。
今回の記事では、そのような方々と同様に、アフターコロナとして考えられることを、私の身の回りの情報から書いていきたいと思います。

明らかになったリスク

このコロナで、いくつかのリスクが顕在化しました。これは、元々言われていたことであって、このコロナで新しく発生したものではありません。
元々すでにずーっと前から言われてきていましたが、今回のコロナでより明確にこれはリスクだったんだ、と感じられた人が多いと思います。

そして、そのリスクに対して四苦八苦して対応しているとは思います。中にはそれに耐えることができない人もいます。
何とかこの騒動が終わるまで耐えることができた人・ビジネスも、そうでない人やビジネスも、リスクに対して対応した形に生き方やビジネス手法を変えていくことになるでしょう。

これからのビジネスの形は今までと全く異なったものになります。

では、そのリスクとは一体何でしょうか?大きくは以下の4つです。

  1. チャイナリスク
  2. 固定資産を持つことのリスク
  3. 政府期待のリスク
  4. ビジネス手法の固定化のリスク

では、それぞれについて、解説していきたいと思います。

チャイナリスクについて

東京商工リサーチの発表によると、2020年1月の「チャイナリスク」関連倒産は6件でした。前年同月の2件から増加。負債総額は前年同月比39.2%減の7億2,800万円と、1月の時点ですでに倒産が出てきています。

これまでは、チャイナリスクの中には、人件費があがっていって安く作ることができない、という話や、過度な価格競争に巻き込まれるんだ、という話もありましたが、最も大きなチャイナリスクは、「中国でモノが作れなければ、ストップしてしまう」ということでした。つまり、「中国がサプライチェーンの単一障害点」になってしまっていたのです。

そして、今回のコロナショックでは、まさに「中国でモノが作れない」状態になりました。事の発端は、アメリカと中国の責任なすりつけ合いの議論がどうなるかに関わらず、中国発祥であることは事実ですので、この「中国でモノが作れない」状態が現実に起こりましたし、そのインパクトは、経済アナリストが予想していたものを遥かに上回るものだったのではないかと思います。

このことで、ある国で集中的に生産する体制を取ることのリスクを痛感したと思います。そこから、どのように対応するのか、それぞれ行動を取っていくと考えられます。

固定資産を持つことのリスクについて

通常、固定資産は、「資産」という名前はついておりますが、お金を生まない資産も多くあります。それらは、実は負債でもあります。
※詳細は「金持ち父さん貧乏父さん」を見てください。

家や、車などはまさしくこれに当たります。負債を持つことは、何もしなくてもお金が出ていくことになります。人間が生きていく上で、食べたり、水を飲んだりすることは必要ですが、更にそれ以上に負債に対して、お金を払っていかないといけません。

このことがリスクであることは、これまでも言われてきましたが、今後は更にこれが大きなリスクであることが認識されることになるでしょう。
今、家を購入してローンを支払っていたり、車を持っていてそれに対して費用を支払っているところは、自分の収入が減ったときにどうするかを改めて考える必要が出てきます。

政府期待のリスクについて

これは、あまり強く言う必要はないかもしれませんが、今回のコロナショックに対する経済対策について、ほとんどの人は恩恵を受けることが難しいことがわかりました。

住民税非課税世帯や、今年いっぱいまでで売上半減になったところなど、もらえたとしてもすでに手遅れの状態でしか、もらえないことがわかりました。

では、次に同じような問題が起きないかと言うと、そうではないと言えます。
リーマンショックが10年近く前にあったことを考えると、10年ごとにはやはり何かしら大きなこういった大問題が発生する可能性は否定できません。

そのときに、政府に対して期待をしてしまうことはリスクになりますので、今後は各自がそれを受けてどのような行動を取るのか、そういったところは今後の注目ポイントになると思います。

ビジネス手法の固定化のリスクについて

ビジネスの手法、変な言葉を使いましたが、要は「お金を稼ぐ方法」です。

各人でも、企業でも、お金を稼ぐ方法が固定的な場合、今回のような問題が起きたときに対処が難しいことがわかりました。
「固定資産を持つリスクについて」でも記載しましたが、固定的に支払いはどうしても発生します。こういったトラブル発生時に、固定的な支払いを賄うだけの収入を何かしら得ることができれば問題はないのですが、収入源が一つだけの場合、そこが止まってしまうとかなり厳しくなることになります。

今、収入源を分散している人は、全体の収入としては減っているとは思いますが、このような状況でも収入が変わらないビジネスなどもありますので、その収入でしばらく耐えることはできていると思います。

以上が、今回の内容になります!
今回は、あくまでも「リスクがなにか」ということを中心に記事を書かせてもらいました。

今後の記事で、これから世の中がどう動いていくのか、どう動いていくべきか、を書かせてもらいます!

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